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記事一覧

やはり冬の季節の絵本を開きたくなる『雪の写真家ベントレー』

一昨日の嵐は、台風のようでもあり、春一番のようでもあり、いったいどうしたことだろう。これから、冷え込むとも言われているが。季節がおかしい。おかしい、と感じるほどに、やはり、季節を意識して生きているのだなあ、とも思う。11月に、この横浜でも雪が降った。季節というよりも、その時々に、冬が来たり、春が来たり、夏が来たりしている。さて、それでも、季節の絵本を開きたくなる。『 雪の写真家ベントレー 』J・B・マー...

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好きな居場所を持っていい。絵本『ねえ、キティおしえてよ』

今朝は少し寒さが弛み、ほっとした。秋は面白そうな行事、企画が多い。とはいえ、行ってみたい分だけ自分も開催側に関わっている…という現状が悩ましい。昨晩は根を詰めて、来週末に向けての作業に取り組んだが、結局、終わらずに、今日のお出かけは断念。しかし… 絵本に逃避ワープ♪さて今日の絵本は、私が、かつて文庫活動をしたいと思っていた頃、古書店やフリーマーケットなどで購入した中の一冊。かれこれ、20年ぐらい前のこ...

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『パリのおつきさま』美しい写真と温かいストーリーの絵本

今日は新月。おわりで、はじまりの日。静かな暗がりの中から、何かがはじまっていく。明るいところに、はじまりがあるのではない。そう、思うと…。落ち込んでも、ああ、これはまた、はじまりのときなのだ、と。前向きな気分になれる。月を眺めることは深い。同じ月を見る人のことを想う。月のエネルギーを感じ、月のリズムを感じながら生きる。自然全体、そして、宇宙に思いを馳せる。『パリのおつきさま』シャーロット・ゾロトウ...

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パワフルねこの話『リッランとねこ』

寒くなった。まもなく立冬だから、寒いのはあたりまえなのだろうが。暑い日には半袖が着たくなるような昨今の天候だから、どうも寒さに抵抗がある。さて、絵本のことが、とんとご無沙汰になっていたので、以前のブログからのリライトも含めちょっぴり気合いを入れて今年の有終の美を飾りたい…なんて思っているけど。どうなることやら…。最近、冬支度なのか、もこもこと太った猫をよく見かける。(冒頭の写真は、以前に鎌倉の妙本寺...

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西村繁男の世界展〜神奈川近代文学館へ 

絵本のことが、すっかりご無沙汰になってしまった。今日から、はや9月。8月に行った「西村繁男の世界展」のことを書いておこう。まだ、9月25日(日)まで開催しているので、これからでも観に行けますよ。9月3日(土)には西村さん、19日(月・祝)には内田麟太郎さんの講演もある。→ 神奈川近代文学館HP横浜に住んでいるというのに、神奈川近代文学館に行くのは始めて。こんな素敵なところがあるなんて…山下公園のほうからフラン...

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児童文学翻訳家の灰島かりさんを偲び…ローズマリー・サトクリフの作品を読んで。

ローズマリーは「海のしずく」の意味。ローズマリー・サトクリフの名前を想いつつ、涙にも見える…海のしずく、ローズマリーの花をここに。児童文学研究家、翻訳家の灰島かりさんの訃報を知りました。(夫の鈴木晶さんのブログ記事)最近では『ランドルフ・コールデコット―疾走した画家 』を翻訳。亡くなられたことは本当に残念です。子どもたちに、おとなたちにも…多くの優れた海外児童文学を届けてくれた灰島さん。ありがとう。ま...

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『 月がくれたきんか 』荘厳で、美しい絵本からのメッセージは?

月がくれたきんか 『月がくれたきんか』 アナリーセ・ルッサルト 文 ヨゼフ・ウィルコン 絵 いずみちほこ 訳 セーラー出版 1988年発行 先日、ブックカーニバルのフライヤーを持って訪れた、横浜は南太田・大岡川沿いの男女共同参画センター横浜南で、出逢った絵本。 このセンターは、かつて婦人会館だったところ。1階スペースには自由にくつろげるテーブル席があり、めぐカフェや手作り作品の小箱ショップ、チラシのコー...

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『サラダとまほうのおみせ』しゃがみこんで草むらの香りを嗅ぎたくなる絵本

サラダとまほうのおみせ―やなぎむらのおはなし (こどものとも傑作集)『サラダとまほうのおみせ―やなぎむらのおはなし 』(こどものとも傑作集)カズコ・G.ストーン 著 1997年8月発行 福音館書店草たちが、俄然、元気になる季節。生命がいきいきと育ちゆく頃。草むらに暮らす住民たち…バッタやカタツムリ、いも虫…の楽しく豊かな日々が描かれているシリーズ。やなぎむらのおはなしのトップバッダーの絵本。ふと、しゃがみこんで足...

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ぶつぶつ、言いたくなったら、ぶたぶた♪と言おう、ぶたぶたくんに学ぶ『ぶたぶたくんのおかいもの』を久しぶりに読んで

ぶたぶた、ぶたぶた…。ぶたぶたくんみたいに、ぶたぶた、と言いながら…初夏の道を歩きたくなる。行き交う人があれ、って顔をしても。ぶたぶたぶたぶた…と言いながら。そんな日って、あるよね。ぶたぶたくんのおかいもの(こどものとも絵本)『ぶたぶたくんのおかいもの』土方久功作・絵 こどものとも絵本1985年2月発行 福音館書店 1970年のこどものとも、の作品。土方久功さん、ってすごい。ぜんぜん古びていない。最先端ぐらいに...

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『かわうそオスカーのすべり台』ゆかいな物語を楽しみながら、子どもの成長、父と子の関係をおもう

かわうそオスカーのすべりだい『 かわうそオスカーのすべりだい 』ナサニエル・ベンチリー 作 アーノルド・ローベル 絵 こみやゆう 訳 好学社 2015年5月書店の子どもの本のコーナーで、読んだことない…と目にとまった絵本。すべり台が大好きなカワウソのオスカーが、お父さんの忠告をきかずにもっと高いすべり台をしようとして…。キツネやオオカミにねらわれて危機一髪…という物語。ハラハラ・ドキドキするけれど、テンポよく、...

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「みどり」に繋がることをテーマに。

本は、古本、新刊本、バーゲンブック(BB)を取り扱っています。 ●絵本 、小説、詩集。自然、社会。暮らし、手仕事、アート。こころ、からだ。 ●多様性、当事者性を尊重する視点で選書。●季節の移ろいを感じられる本屋に。

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私が読んだアロマセラピーの本

『アロマテラピーの教科書―いちばん詳しくて、わかりやすい!』和田文緒著
著者の和田文緒さんは農大で学んだ植物の専門家。植物の美しい写真が豊富。基礎から応用まで、しっかりした知識と活用法が学べて、末永く活用できる。科学者視点と豊かな感性がコラボして綴られた個々の精油の香りや作用の解説は、他の類似本にはない魅力。


『はじめての中医アロマセラピー』
『中医アロマセラピー家庭の医学書-大切な人を守るための30トリートメント』
アロマ&中医学の基礎知識を学び、さらに関連づけて活用へ。陰陽、五行、経絡、ツボ…。中医学の世界も深い。繰り返しページをめくりながら少しずつ理解・会得していく感じの本です。有藤文香著。

プロフィール

youko itou

Author:youko itou
人生、山あり、谷あり、迷い道あり…いろんな自分を生きてきました。アロマや絵本は、そんな私のよき道づれです。楽しいこと、好きなことを大事に。自分の経験をもとに、出来ることをして。心と身体の手あて。アロマ、ハーブ、コラージュ等と個別相談。「みどりのほんや」webshop。Bookshop Traveller 出店中。(アロマの手あて教室、みどりのほんや 主宰)

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