『パリのおつきさま』美しい写真と温かいストーリーの絵本
- 2016/10/31
- 08:00
今日は新月。
おわりで、はじまりの日。
静かな暗がりの中から、何かがはじまっていく。
明るいところに、はじまりがあるのではない。
そう、思うと…。
落ち込んでも、ああ、これはまた、はじまりのときなのだ、と。
前向きな気分になれる。
月を眺めることは深い。
同じ月を見る人のことを想う。
月のエネルギーを感じ、月のリズムを感じながら生きる。
自然全体、そして、宇宙に思いを馳せる。


『パリのおつきさま』
シャーロット・ゾロトウ文 タナ・ホーバン写真 みらい なな訳
童話屋 1993年初版
どこに居ても、お月様の光は、届く。
同じ月を見ていることで、離れている人を近くに感じることも出来る。
そしてお月様から見れば、きっと、その誰もがとても近くに居ることだろう。
お母さんが娘を留守番させてパリに出かけていたとき、お母さんが一番すきだったのは、お月様だった、と。
母は娘に語る。
ゾロトウは、前に、センダックの絵の作品でも紹介したが、この絵本も母と娘のやりとりが温かい。
パリにも、行ってみたくなる。
パリで感じられる、人、暮らし、自然が、本当に素敵な写真で紹介されている。
大人の本ではなくて、子ども達への絵本の一冊として、この豊かな美しさがあることが、また、素晴らしい。
おわりで、はじまりの日。
静かな暗がりの中から、何かがはじまっていく。
明るいところに、はじまりがあるのではない。
そう、思うと…。
落ち込んでも、ああ、これはまた、はじまりのときなのだ、と。
前向きな気分になれる。
月を眺めることは深い。
同じ月を見る人のことを想う。
月のエネルギーを感じ、月のリズムを感じながら生きる。
自然全体、そして、宇宙に思いを馳せる。
『パリのおつきさま』
シャーロット・ゾロトウ文 タナ・ホーバン写真 みらい なな訳
童話屋 1993年初版
どこに居ても、お月様の光は、届く。
同じ月を見ていることで、離れている人を近くに感じることも出来る。
そしてお月様から見れば、きっと、その誰もがとても近くに居ることだろう。
「パリのお月様は、おしえてくれたのよ。あなたが、おかあさんのすぐそばにみえるって」
お母さんが娘を留守番させてパリに出かけていたとき、お母さんが一番すきだったのは、お月様だった、と。
母は娘に語る。
ゾロトウは、前に、センダックの絵の作品でも紹介したが、この絵本も母と娘のやりとりが温かい。
パリにも、行ってみたくなる。
パリで感じられる、人、暮らし、自然が、本当に素敵な写真で紹介されている。
大人の本ではなくて、子ども達への絵本の一冊として、この豊かな美しさがあることが、また、素晴らしい。

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